``

leadersforum_2026_tokyo_lp

違いを活かす
- ダイバーシティを組織と人の成長につなげるために -

不確実性が高まり、価値観や働き方がかつてないほど多様化する中で、企業経営におけるダイバーシティは、もはや「理念」や「制度対応」だけでは成果に結びつかない局面に入っています。企業の競争力・イノベーション・持続的成長を左右するのは「多様な人材がいるかどうか」ではなく、その違いが意思決定にどう組み込まれているかであるということが分かってきております。

▶ダイバーシティをどう活かし、どう束ね、意思決定につなげるのか
▶多様性を受け入れ、本人らしさを活かし、どう活躍するか

異分野の実践者を迎え、具体的な経験と実例を通じてダイバーシティを「制度」から「経営の力」へ変えるヒントを探ります。


2026年9月4日(金)14:30-18:50

講演内容

 

Diversity and Integrity
-異なるままに、ひとつの響きへ-

現代の組織において、多様性(Diversity)は重要な価値として掲げられる一方、異なる価値観や背景を持つ人々が互いを受け入れ、ともに参画する包摂性(Inclusion)の重要性も広く認識されています。しかし、多様性や包摂性は共創の重要な出発点ではあっても、それだけで新たな価値が生まれるわけではありません。一人ひとりが自らの価値観や専門性に対する誠実さと一貫性(Integrity)を保ちながら、それぞれの強みや視点を持ち寄って協働するとき、はじめて創造は実を結びます。

本講演では、指揮者として世界各地のオーケストラと協働してきた経験を手がかりに、個々の奏者がそれぞれの音楽的個性と専門性を発揮しながら、ひとつの音楽を創り上げるプロセスを紐解きます。その上で、多様な人々が互いの違いを力へと変えながら、ひとつの響きへと向かうためのフィロソフィーとリーダーシップについて考察します。

指揮/日本ヴィラ=ロボス協会会長
エル・システマジャパン音楽監督
東京大学公共政策大学院リサーチフェロー

木許 裕介

 kimoto02

 

詩的な緊張感と構造的明晰さを併せ持つ解釈で国際的に活躍する。「彼が指揮すると、オーケストラがたちまち躍動し、鮮やかな色彩を帯び始める」と評される。

日本で故・村方千之氏に指揮を学んだのち渡欧。イタリア・ボローニャにおいて劇場オペラ制作の現場に携わるなど、指揮と制作の両面から欧州で研鑽を積む。2018年、ポルトガルで開催されたBMW国際指揮コンクールにおいて日本人として初めて第1位を受賞。以降、世界各地のオーケストラや音楽祭から招聘される。2026年にはボスニア・ヘルツェゴビナ国より招聘されサラエボ交響楽団を指揮、同年11月にはブラジルのポルト・アレグレ交響楽団(OSPA)との共演を予定している。

一方で、オーケストラを「多様な個性が共鳴しながら、一つの創造へ向かう組織モデル」と捉え、音楽と組織論・リーダーシップ論・Well-beingの接点を探る活動でも注目を集める。エル・システマジャパン音楽監督として次世代育成や社会包摂型プロジェクトを推進するほか、慶應義塾大学SFC研究所上席所員、東京大学公共政策大学院非常勤講師などを歴任。現在は東京大学公共政策大学院ウェルビーイング研究ユニット客員研究員・リサーチフェロー、ZEN大学客員講師などを務め、企業・大学・行政機関での講演・ワークショップも多数行っている。

また、ブラジル・クラシック音楽研究の第一人者としても知られ、単著『ヴィラ=ロボス ― ブラジルの大地に歌わせるために ―』(春秋社)をはじめ、著書・出版物も多数。東京大学大学院総合文化研究科修了。修士(学術)。 

 

 

個性から生まれる調和

演奏家は幼い頃から、自分の個性を磨くこと、そしてアンサンブル("共に"音楽を創ること)を学びます。 
一人では完成しない音楽だからこそ、異なる価値観を持つ相手を理解し互いを活かし合う力が求められます。 
また日本では女性が音楽家を志すことも多く、ライフステージの変化と向き合いながら自分らしい表現を追求しています。 
音楽の現場で培った多様性を受け入れる姿勢や、女性ならではの柔軟性を通して、チーム力や創造性につながるヒントをお伝えできれば幸いです。

フルート奏者
林 愛実 


hayashi01

千葉県習志野市出身。国立音楽大学附属高等学校を経て、国立音楽大学演奏学科フルート専攻、弦管打楽器ソリストコース修了。洗足学園音楽大学大学院管楽器科を首席で修了。海外音楽大学マスタークラス派遣助成オーディションに合格し、ウィーン国立音楽大学にてディプロムを取得。在学時に教授推薦を受けウィーン・ディヒラー国際コンクール(Prof. Dichler International Competition)に出場し、第3位を受賞。横浜国際音楽コンクール第2位(最高位)、大阪国際音楽コンクールエスポアール賞、ソニー・ミュージックエンタテインメント主催「CLASSICAL STARS」オーディション優秀賞を受賞。大学推薦により日本フルート協会主催フルートデビューリサイタルに出演。 

フルート奏者としてクラシックを軸にジャンルレスなレパートリーを持ち、年間200回を超えるステージに出演。世界三大ミスコンテスト「ミス・ワールド・ジャパン」ファイナリストに選出され、タレント部門1位、マルチメディア部門2位を受賞。広告モデルや音楽による街づくりのプロデュースにも携わる。

さらに、OTTAVAでのラジオDJや国際音楽祭・皇室関連行事の司会、ナレーションなど活動は多岐にわたるほか、キッズイベントの企画や社会連携にも積極的に取り組んでいる。

 

プログラム

 

▷14:30~14:40 オープニング

▷14:40~15:40 第一部 基調講演
Diversity and Integrity -異なるままに、ひとつの響きへ

木許 裕介
指揮/日本ヴィラ=ロボス協会会長
エル・システマジャパン音楽監督
東京大学公共政策大学院リサーチフェロー

▷15:40-16:20 第二部 特別講演
個性から生まれる調和

林 愛実 
フルート奏者

 ▷16:40-17:10 第三部 座談会 

 木許 裕介 氏  × 林 愛実 

▷17:10-17:30 クロージング

▷17:40-18:50 交流パーティー
短時間ではございますが、意見交換、情報交換の場を設けさせていただければと考えております。
是非ご参加ください。

 

開催概要

 

開催日程
2026年9月4日(金) 14:30 - 18:50  

会場
TODA HALL&CONFERENCE TOKYO
東京都中央区京橋一丁目7番1号4階 

対象

・企業の経営層、役員、組織の上位リーダー、または準ずる方
・本テーマにご興味のある方
※本フォーラムは法人のお客様向けの内容となっております。
 誠に恐れ入りますが、個人でのお申込みはご遠慮ください。

参加費

無料

主催
セイコーソリューションズグループ各社、セイコータイムクリエーション

お申込期限
2026年9月3日(木) 18:00

 

お申込み

2026年9月4日(金)リーダーズフォーラム東京お申込み